Mobile Vertical の製作、調整

覚え書きとノウハウをとどめます。

車への設置方法

絶対安全な方法を各自の車で考慮して下さい。まわりに何もない誰も居ない場所 なら何が起きても自分だけですが、道の駅等の使用では十分すぎる安全対策をお願いします。 車の基台へ直結は個人的に関心出来ません。

釣り竿の選択

グラスファイバーの4.5m~5.4m。1000円前後の安いモノでOKです。 車で使う(運ぶ)が前提なので収納寸法は考慮しません。

先ず釣り竿の長さで工作出来る、エレメント長とコイルの位置を計算します。 JA1HWOさんのサイトが 非常に役立ちます。「短縮ホイップANTのコイルDATAを求める」で計算出来ます。 出来るだけコイルの位置を上へ持っていくよう設計します。

必要なコイルを作る。

出来るだけQが高くなるようにします。Qの高さは直径と高さが同じで最大。 絶縁されていない線材ではスペース巻き、自在ブッシュ使用。 被服の電線はそのまま巻いて使える(耐入力、誘電率不明) 7/10MHzなら100均の綿棒の容器がちょうど良いです。 計算値より多め(大きめ)のコイルを巻きます。

マッチングの方法

私は給電部へパラにコンデンサーを入れてインピーダンスを上げています。 エレメントは少し長めに共振させCをいれる感じです。細かく調整すると ジャスト50Ωになります。 同軸ケーブルは立派なコンデンサーです。長めに付けてカットして追い込みます。

エレメントの選定

私は日立の耐熱PVC(AWG18)が大量に有ったのでこれを使っています。 10MHzでバンド内SWR1.1、7MHzはCWバンド内はSWR1.5以下です。 エレメントが太いと帯域が広がるようですが、大幅に広がる訳ではないので 釣り竿への負担や設置/撤収のし易さなどを考慮して選んで下さい。

調整方法

周囲に何もないところで出来上がったANTを設置。 アナライザーで共振点を探します。たぶん計算値より低い周波数です。 コイルを1ターン解き変化の量を記録。バンドの上限より少し上 7MHzなら6.98MHzくらいが共振点になるまでコイルで調整、記録を 繰り返します。焦らずにやりましょうね。

次に上部エレメントでバンド内に追い込みます。少しずつ(2~5mm)カット します。バンド内(7.000MHz)になったらマッチングのコンデンサーを算出する 為ポリバリコンを接続します。SWR1を目指して調整です。 近似値のCを給電部へ取り付けます。高耐圧セラミックコンデンサーが安く良いかと思います。 ディップマイカ等高周波特性の優れたモノでも構いません。

最後の調整

カット&トライをしたエレメントを半田で修復。コイルは解けないようエポキシ系の 接着剤で固定。 自分の運用形態に合わせ再調整をして完成。

その他

エレメントを竿へ絡めると少しだけ共振点が下がります。 風がある時は絡めた方が動作が安定するようです。 コストパフォーマンスは非常に良いです。低予算で大きな成果?が期待出来ます。

(自己責任で安全な方法をお願いします) 追加 私のMobile Verticalは給電部と釣り竿(エレメント)が別構造になっている。 Dscn0988 今日は給電部を作りました。作業途中ですが、中央のSWは中点OFFで ここにコンデンサー等マッチングのパーツを付け切り替えます。 グランドラインはダイソーの虫除け。Mコネは先日仕入れた逸品。 Mbl_c_kidai こんな感じでセットします。